ほんとは優しい私のオオカミ ①


ホールの中心で1人の女性と踊る蓮の姿が見える。




少し離れたところにたくさんの女性の列が出来ていた。







あの人たち全員と踊るの!?

うわぁ…蓮大変。






1曲終わるとすぐに次の女性が蓮の手をとった。

蓮は呆れながらも頑張っていた。







ふと視線をずらすと空の姿がみえた。




挨拶回りだろう。


話してはペコリ話してはペコリを繰り返し、空も呆れ顔だった。






空はもう顔に出ちゃってるよ。






それでも、一人ひとりに挨拶するときには笑顔で接しているのを見て空はやるときはちゃんとやるんだと見直した。







さらに視線をずらすと猛烈な勢いで食事をする隼人の姿がうつった。





隼人はいつも通りだわ。


あれじゃ、せっかくパーティーに来たのにもったいないじゃない。






それでも見た目はいい隼人は密かに女の子たちからヒソヒソと噂になっていた。







そんなこんなで、3人の姿を見ているのが楽しくて近づいてきた人物に気づかなかった。













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