学校一のモテ男といきなり同居
それだけの希望や自信があるからこそ、なんだよね。



あたしには……



そういう風に、人に誇れる夢って



ないなぁ。









ボーッと歩いて学校に向かっていたら、



うしろが騒がしくなった。



……?



「よかったね~!」



そう言われ、複数の女子に囲まれているのは。



よく井上くんの側で見かける、白雪さん。



どうしたんだろ。



歩きながら、後ろの会話に耳を傾ける。



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