学校一のモテ男といきなり同居
「大丈夫?」


優しい笑みに、胸が一気に跳ね上がる。


やば…。


井上くんって、超カッコいい……。


優しくされて、しかもこんな破壊力のある笑顔を見せられて、落ちない子はいないと思う。


苦手なはずなのに、さすがのあたしもドキドキ。






「大丈夫……」


井上くんがあたしを引っ張ってくれて、おまけにカギまで拾ってくれた。



「ハイ、どーぞ」


「ありがと…」


うわぁ、心拍数やばすぎ!


「これっ…大事なカギで…」


「そっか。また落とすなよ?」


「うん…」


「それと、パンツ…」


え、パンツ……?


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