学校一のモテ男といきなり同居
はぁっ…。



ひとりで疲れてると、井上くんがお風呂から上がった。



部屋着に着替え、濡れた頭にタオルをかけてゴシゴシやってる。



「上がりました~。次どうぞ」



「真央、入りなさいよ」



「は~い」



お母さんの声にとりあえず返事をする。



井上くんはそのまま部屋に戻っていった。







さっきも目合わなかったしね。



ま、どーでもいいけど?



あたしはお風呂に入ることに。



脱衣所で着替えていると、洗濯機の隅に何かが落ちているのが目に入ってきた。



……なにこれ。



それは、井上くん宛に送られてきている封筒だった。



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