学校一のモテ男といきなり同居
「そんな心配、必要ねーから。こんな気持ちになったの、真央が初めて。

ウマく説明できねーけど……今までとは、全然違うから」



今度はあたしがギュッと抱きしめられる番だった。



郁実のこと、ただチャラいヤツだって思ってたけど、



この際、信じて……みようかな。










郁実のこの態度で、具体的な説明はもう必要ない気がしていた。



あたしを思ってくれてるって、この温もりが物語っている。



あたしたちは、時間を忘れるぐらい、長い時間そのまま抱き合っていた。




抱き合うことで、不思議と一体感が生まれて、



体だけじゃなくて、精神的な深い所で……



郁実と繋がっているような、そんな気がしてくる。



あたしはしばらく、その感覚に浸っていた……。



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