学校一のモテ男といきなり同居
あたしはザブン!と音をたて、急いで湯船につかった。



――カチャ。



危機一髪!!



間に合った~!



お風呂の扉が開き、誰かが顔を覗かせた。



「キャー!あっち行って!!」



お湯をバチャバチャとかけると、それはお母さんだった。



「あんなにカッコいい子が覗きなんてするわけないでしょ?

ウソつくならもっとウマくつきなさい?井上くん、もう部屋に戻ったわよ」



「……え?」



お母さんに、バレバレじゃん!!



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