学校一のモテ男といきなり同居
キッチンに戻ると、お鍋の中にカレーが作ってあるのがわかった。



恐怖心の方が勝っていて、お腹なんてもう空いてない。



あ~、ヤダヤダヤダ!



どうしよう、落ち着かない……。



そうだ、友ちゃんに電話してみよう。



コールを確認すると、間もなく友ちゃんが電話に出た。



「もしもし、友ちゃん!?」



「真央~、どしたの?」



「あのねっ、今からウチに来ない!?」



「えぇっ、今から?」



「家に誰もいないの。いつストーカーが現れるかと思うと怖くって……」



「そうなの!?郁実くんは?」



「出かけてる……」



「そうなんだ。そしたらウチにおいでよ。DVDたくさん借りてきたから、一緒にみよう!。泊まっていってもいいよ」



「ホントに!?行く行くっ!!」



電話を切ったあと、友ちゃんの家に泊まるためのグッズを、少し大きめのバッグに詰め込む。



よかった~!



これで、怖い思いをしながら家にいなくてすむね。



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