学校一のモテ男といきなり同居
「おはよ……」



ドキッ!



天使の寝顔だった井上くんが、うっすらと目を開けてあたしに挨拶してきた。



「…起きてたの!?」



「まーね。あんま寝れなかった……目が覚めたり、ウトウトしたり…」



「その顔で~?」



「顔は関係ねーだろ。繊細なんだよ」



井上くんはムクッと起きあがると、カーテンを開けた。







「繊細!?いきなりあたしの家に住んじゃうよーなヤツなのに?」



「しょーがねぇだろ。住むとこないんだから」



「だからって……」


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