学校一のモテ男といきなり同居
「そう…俺、今近くまで来てる」



「ひぃっ!!!」



まさかの、ストーカー!?



めちゃくちゃ怖いっ!



ガタガタと震えてると、電話の向こうから笑い声が聞こえた。



「ハハっ、別にストーカーでもなんでもないし。バイトの帰りに、毎日ココ通るから」



「バイト帰り?」



「そ。俺んち、このすぐ先なんだ。実は真央ちゃんと家近いんだけどね」



「え!そうなの!?」



「そーだよ。中学だって同じだし」



「へぇぇぇぇ…もしかして、あたしの知ってる人?」



「さあ?俺の顔、覚えてくれてるといーんだけど」



なんかちょっと、ドキドキしてきた。

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