スキな人

最高の協力者

--高校2年生になってから1週間が過ぎた。

だいたいクラスの人の名前を覚えたあたしは、クラスの空気にも慣れてきた。

人見知り気味だった私にも友達が徐々に増えてきた。

「おはよ、由里音!」

「おはよ~」

私と明理は毎日一緒に学校へ通っている。

「ねっ最近ますます石本と仲いいんじゃん?」

「へっ?とっ突然何よ~っ」

「昨日も授業中いちゃいちゃし過ぎて先生に怒られてたじゃ~ん」

「あ、あれは石本が変顔で笑わせてくるからこっちもやり返してっ…」

「あらあら~あんなのバカップルのいちゃいちゃにしか見えないわよ~」

「~っ私はいつだって圭志一筋だもん!」

「へぇ~これからどうなることやら~」

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