溺愛系と天然系が恋しました!

言っちゃったもんはどうにも出来ない。

あたしは冷や汗をかきながら、ただ俯く事しか出来なくて…。


--- スタスタスタ…


その摺り足の様な足音が聞こえてきたと思ったら、俯くあたしの視界にお母様の足下が目に入った。


ヤ、ヤバイ…っっ!!
どうしよう?!


そう思いながら、冷や汗をかいていたあたしの体をお母様はガシッ!!と抱き締めたんだ。

訳が分からず顔を上げてみると、そこには目をウルウルさせたお母様の顔があった。


「美憂ちゃんっ!あなたって人はっ!!」


「すっ!すみませ…」


そう良いかけた所でお母様が叫んだんだ。


「サイコーね!!!」


「はっ?…っへ?!」


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