キミの、友達のふり・・。





下駄箱で、
スリッパからローファーに履き替える。




外は、教室で見た時よりも暗く。


沢山の雪が降っていた。





「どうしよ・・傘忘れてきちゃった。」




こんなことなら、
朝ちゃんと天気予報見とけばよかった。




「はあぁ、やまないかなぁ~」





「こりゃ、やみそうにないかな」




・・・ん?




後ろを振り向くと、
私よりもかなり背が高い男の子が

遠くの空を見ながら立ってた。





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