私の彼氏は頭のネジがブッ飛んでるらしい。

「・・・・・ふっ。どうやら俺もヤキが回っちまったようだ」




哀愁漂うオーラを出しながら、絢斗はそう言った。




「なによ、あたしがラブレターもらったのが信じられないみたいな顔して」




「いや、信じる方がどうかと、あでででででで!!!」




とんでもなく失礼なことを言い出す絢斗の耳を、これでもかってくらいに引っ張る。




「さて、手紙の内容はどういったものですかね」




少しだけ、ドキドキしながら手紙を開ける。




と、そこには何ともシンプルに




“好きです”




と・・・・・ではなく。




「“早く別れろ”?」




後ろから覗き込んだ絢斗が、手紙に書かれた文字を読んだ。




< 48 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop