私の彼氏は頭のネジがブッ飛んでるらしい。

彼の姿を見た女子たちが、小さな声でキャーキャー言いだす。




「視界シャットアウトォォォォオ!!!!」




そんな中、絢斗の大きな声が響いて私の目の前にノートが現れる。




「・・・・・おい、竹下。そういうおかしい行動はやめろ。社会に出た時に影響すんぞ」




絢斗の奇行に慣れている担任はたいして驚きもせずに言う。




「あやか!!!今あいつのことイケメンだと思っただろ!!!」




「やだ、人の心読まないでよ」




それを聞いた絢斗は、




「ほら!!!ほら見ろ!!!聞いた先生!?俺と言うものがいながらあやかはそいつのことイケメンって言った!!!だから主人公と転校生の交際フラグが立つ前に手を打つためにですね!!!」




「山本の視界からこいつを消そうとしたんだな」




「そう!!!そうです!!!!」




「わかった。とりあえずお前は放課後ちょっと病院行って来い。あ、脳見てもらうんだぞ。主人公とかよくわかんねぇこと言ってるから手遅れかもしれんがな」




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