さよなら自転車
エピローグ
7時30分。

一学期よりも少し早く家を出た。

今日からは歩いて学校に行く。


玄関の脇、駐車場には1台の自転車が置かれている。
それを横目に通り過ぎる。


見上げれば空は高く澄み、もう秋の気配。


新しい生活が始まる自転車の持ち主の幸せを空に願った。




(end)
< 21 / 21 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:10

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

For Blue

総文字数/38,312

ファンタジー84ページ

表紙を見る
劣り火

総文字数/35,479

ファンタジー73ページ

表紙を見る
歪ノ櫻(イビツ ノ サクラ)

総文字数/8,894

ホラー・オカルト22ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop