三十年後
「まぁ、えぇやん。
お前乗せて急に走りたなったんです。」

「ふふ、へんなの。」

「俺かて、そーゆー気持ちになることもあんねん。
ほら、家つくで。

今日は泊まってけるんやろ?」


「うん。」


「八時半やろ?
ちゃんと会社まで送ったるわ。」


「やったww」


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