先輩と私と。
紙袋を破かないように、



そっとそっとあける。




「うわぁ!!可愛い」



「はぁ...良かった」



「えぇ?どうしたんですか?」



笑って聞く。




「だって、班の女子たちの趣味が分かんなくて、ホントにそれ莉生が好きなのかなぁって」





「へぇ...」




ハート。



ピンクのような赤のような色。



金色の鎖がついているんだ。



可愛いよ。



先輩。




心配しないで。



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