先輩と私と。
そのあと、控え室に行って、
リハーサル室に行って、
顧問は褒めてくれた。
舞台裏には、
パーカスの手伝いをする琳と他の2年の子。
かもめちゃんともう1人の2年は散々顧問の荷物を持たされていた。
かもめちゃんは百合のところに行った。
「頑張ってください!!!」
息を含んだ声がかすかに聞こえた。
そして私のところに来る。
「頑張ってくださいね!!!会長がいますよ!」
と言った。
「え!?どこに!!?」
「さっき見えたんですけど、ここから覗くと、ほらあそこに」
そこには友達といちゃつく零がいた。
「うそ!!緊張するー」
「しーしー。頑張ってくださいね!!!」
そういってかもめちゃんは後ろに行った。
振り向くと、梨乃のとなりにいた。
「頑張ってください!!!千愛先輩のために!!!」
きっと裏事情を全て悟っているのだろう。
だから、こんなことを言うんだ。
「.....そ」
梨乃は冷たかった。
「頑張ってくださいね!!!」
「....いいから」
そう、手でかもめちゃんを追っ払った。
人の事も考えないで。
ちょっとは考えろっつーの。
.....そうやって千愛ちゃんはいつも笑顔の裏で怒ってしまっていたのかもしれない。
リハーサル室に行って、
顧問は褒めてくれた。
舞台裏には、
パーカスの手伝いをする琳と他の2年の子。
かもめちゃんともう1人の2年は散々顧問の荷物を持たされていた。
かもめちゃんは百合のところに行った。
「頑張ってください!!!」
息を含んだ声がかすかに聞こえた。
そして私のところに来る。
「頑張ってくださいね!!!会長がいますよ!」
と言った。
「え!?どこに!!?」
「さっき見えたんですけど、ここから覗くと、ほらあそこに」
そこには友達といちゃつく零がいた。
「うそ!!緊張するー」
「しーしー。頑張ってくださいね!!!」
そういってかもめちゃんは後ろに行った。
振り向くと、梨乃のとなりにいた。
「頑張ってください!!!千愛先輩のために!!!」
きっと裏事情を全て悟っているのだろう。
だから、こんなことを言うんだ。
「.....そ」
梨乃は冷たかった。
「頑張ってくださいね!!!」
「....いいから」
そう、手でかもめちゃんを追っ払った。
人の事も考えないで。
ちょっとは考えろっつーの。
.....そうやって千愛ちゃんはいつも笑顔の裏で怒ってしまっていたのかもしれない。