先輩と私と。
梨乃は本棚を指した。




「全部、ここにある」




その声は涙で震えていた。




「ありがとぉー」




と本棚を漁りだす。




百合はあくびを始めた。





そして、梨乃に言う。




「寝よーよ」




梨乃は笑う。




「うん!!!」




2人で1つの布団に入った。




だから私もその隣に入る。






琳は取り残されても気にしてなかった。





「琳ー??寝よーよ!!!いつまでそれ読んでるの!!!」






「そんな眠いの???いいよ先寝てて」




「だからぁ!!電気消せないじゃん!!!」




「消さなくたってよくね??」





「良くない!!!」







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