Worlds end
第26章 条件付きcontinue
モモは静かに口を開く。


「今年はコピー曲無し!!
全曲オリジナル!!
そしてバンド名通りに、
世界の果てにも届きます様に…
例え世界が終わっても響きます様に…
ってコンセプトで曲を作る!!
それが条件かな?」


僕とミオは驚きと喜びを、
上手く表現する事が出来なくて、
顔を合わせて眉を上げて、
ただただ笑っていた。


それからと云うもの、
二度目の文化祭ライブへ向け、
僕らは曲作りに没頭していた。



さすがに病院で演奏して、
曲作りなんか出来なかった。


だから3人で歌詞を書いたりなんかして、
時々メロディーを口ずさんだりもした。
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