私の片思い
わたしの突然の発言に彼は驚くこともなく。
んっ?
みたいにあたしを見てるだけ。


やっぱり納得いかない!!


「史くん!!
勉強なんて無理!外に行こうよ!」


こんな沈黙耐えられないよ。
夏だよ?
夏と言えば、海、プール、花火、バーベキュー!

こんなにも楽しいイベントがあるのに、どうしてわたしたちは部屋で勉強なんかしてるの?



遊ばなきゃ、夏が終わっちゃう。


「美咲…」


やっと口を開いた彼は、

「1ヶ月前に自分で言った言葉をわすれたのか?」

うっ。
そこを突いてきたか。


「忘れてはない!
ただ、せっかく史くんの仕事が休みなのに勉強の見守りだけなんて、つまんないじゃん」

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