心のアルバム~大切な思い出~

「もー、なんでこんなに聞いてるのに
つかまんないのー!?」

プチ切れしたのは、私だ。

「まぁまぁ…もう少しがんばろうよ」

ゆかめに言われ、私もしぶしぶ落ち着く。

その時だ。

「君たち、〇〇を探してるの?」

そんな声が、近くから聞こえてきた。

「??」

声のした方を見ると、タクシーから顔を

のぞかせたおじさんがいた。








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