すっぴん★
俊介が素の頬に熱く口付け。
サーフボードに乗り、波乗りする俊介の顔が笑っている。
実に、いい顔だ。
俊介が、素の首筋を狂おしく愛撫した。
俊介の熱い息が、耳元に這い上がって来る。
身体の芯が熱い。熱い。熱い。
燃えて溶けてしまいそう。
俊介が素を力強く抱きしめた。
ハワイ、ノースショアの波は、桁違いに大きく高い。
世界中からサーファーたちが、わんさか押し寄せて来るはずだ。
波が来た。
大きい凄い奴だ。
波は大きくうねり上がる。
俊介が、サーフィンをしながら微かに微笑んだ。
その顔が、急にゆがみ始めた。
必死に、必死に、必死に。
喘いでいる。
また、波が来た。
大きな大きな波が。
こんな波、は・じ・め・て。
ゆらゆらゆらゆら・・・。
ゆらゆらゆらり。
その波は、最高の波だった。
(了)
この物語はフィクションです。

