あなたに捧げる665日
神様が私を選んだ理由を知りたかった時


ーガラガラ


そんなことを考えていたからなちょうどよくお母さんが病室に入ってきた。


「ななみ、おはよう!良くねれた?
今日は文化祭だけど、ごめんなさいね行
かせてあげられなくて。」

目が腫れてる。
お母さんさん寝てないのかな。


ごめんなさい私のせいで、


「おはよう。私こそごめんなさい、昨日は泣いたりして。
外に出ちゃ行けないってことは私…相当悪いのかな?」


「ななみが謝ることないわよ!そうね、ちょっと働きすぎで疲れちゃったんだわきっと。少しすみましょう?…ね?」


涙目で尋ねてくるお母さんの目をみて聞かなくても分かってしまった。


やっぱりほんとだったんだ。


“20歳まで”かぁ…
お母さんに心配かけられない。






< 55 / 55 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop