変色【BL】
Part3
日々は航介の気持ちを置き去りにして過ぎてゆく。

楽しみにしていることがあると、なかなかその日が来てくれず、人は焦れる。

反対に、来て欲しくない日があると、飛び去るように時は経つ。

航介の場合は後者だ。気は沈むばかりで、何に対しても投げやりな気持ちになってしまっている。
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