吸血衝動〜意地悪な君の条件〜

アナタだから欲しいのです











「ん....」







窓から注がれる月の光が私に当たる。






あれ....。



生きてる?






「呉羽」






目をゆっくりと開けるとそこには心配そうにこちらを見つめる椎くんの姿があった。






「ここ、はどこですか?」





「僕の部屋」






「へ!!?」








バッ







驚いて体を急いで起こして状況確認。






ほっ本当だ。


ここ、知らない部屋だ。





















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