【完】私が愛した男~椿を護るヤクザたち~
「ん?」


「純のことばっか見てんじゃねぇよ」



「そんなに見てたっけ? 」




「だいぶな…」


「だからってそんなに不機嫌にならなくても…」



でも、心地いい




嫉妬も束縛も愛情表現


普通の人は嫌な束縛も私は心地いいと感じる



「嫌なのかよ…」






「別に〜」





嬉しいなんて恥ずかしくて言えない。



柄にも無くそんなことを思っている自分に苦笑い。





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