どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて


彼の笑顔はきっと

夕日みたいに明るいからみんな好きになるんだと思った。


「佐野くんいいね、まぶしいけどいいね!」


「まぶしい?俺が?」


「うん、」


「なんだそれ、よく分からないけどまぁいいか」


ずっとみんなと仲のいい佐野くんでいてほしいと思った。

しかし


「ねぇ、昼休み今日

佐野くんはどこに行ってたの?」


星野くんは一人でご飯を食べていた。

それまで言わなかったけど彼は私の知りたいことを察したみたいで


「ごめん」


と一言いった。


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