どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



2人がわーわーと言い争っているうちに

私はシチューをよそっていると


「何かあったのか?」

星野くんにそう聞かれた。


「ううん、特に何も」


そっか、いつも佐野くんが星野くんにって向いてる気がしたけど

2人は幼馴染。

小さい頃から一緒なんだから何かあったら心配するよね!


温かい気持ちになりながらも、温かいシチューを食べると

心はすごくほっとする。



「ごちそう様でした」


そして、シチューを食べ終わりお皿洗いをしていると

今度は星野くんがいなくなっていることに気付いた。


「ごめん、これ拭いといて」

私がお皿を理沙に託して星野くんを探しにいくと


彼は青々と生い茂る芝生の上で横になっていた。




< 87 / 422 >

この作品をシェア

pagetop