シークレット・ガーデン
『大丈夫?今日俺、日帰り出張だから、休めないんだよ。
なんかあったら、藤沢のお義母さんに病院に一緒に行ってもらえるように頼めるかなあ?』
『大丈夫。
出血はないし、痛みだけだし。診てもらうほどじゃないよ。
久しぶりだったから、子宮がびっくりしちゃったのかも?』
真彩の身体を心配しながらも慌ただしく出勤する光俊を真彩は、笑顔で送り出した。
『じゃあね。いってらっしゃい』
パタン…
玄関ドアが閉まった途端、真彩は、眉を寄せ、唇を尖らせた。
『病院で、産後二週間でエッチしたらお腹痛くなりました…なんて恥ずかしくて言えるわけないじゃない…』