イケメン幼なじみに愛されて
「……と、とりあえず行くぞ」
少し冷静さを取り戻した翔太。
「……う、うん」
私もなんとか心を落ち着かせた。
……ほんとに、翔太といると心が騒がしい。
「とりあえず最初は、病院いくわ」
「あっ……うん」
今のことですっかり頭から離れていたけど……
翔太のお母さん……。
「……」
翔太がおかしかったのは、そのせいでかな?
……うん。
そうしとこう。
そうでもしないと私の心臓が壊れちゃうからね。