俺の生き様

最終章




「おはよう」

「おはよぉ…」

もう結構遅くまでゆうは寝ていた。

俺はと言うとゆうの寝顔を見ているだけで時間がたっていた。


「俺、そろそろ帰るな?」

「うん、私腰が痛くて…」

「そのまま寝てろ、じゃあまた学校で」

「うん、バイバイ」


そう言って家を出た。

時間を確認すると22時を回っていた。

そんなに眺めてたのか……じゃなくて、俺はすごく嫌な予感しかしなかった。

雨も降ってきた。

雷もすげぇ鳴ってる。

本当にいやな予感しかしなかった。

家についたときは23時を回っていた。

それが最後の時間確認だった。

4月16日午後11時14分。

そう書かれていたんだ。

俺は家に入るとすぐ異変に気づいた。

家の中は暗くて誰もいない。

おかしい。

今頃はリビングで楽しく話しているはずだった。

俺はリビングに入り、電気をつけた。

そして
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