君色Days‐一生一緒‐
たくまのためなら...

私、たくまと別れた方が
いいのかな...。

「でも...」

「でもでもでもでもって!
はやくたくまと別れろっていってんの!!」

長下さんが手を振りかざす。


叩かれる―。


反射的に目をつぶる。



.......................................。

あれ....?

なにも起こら...な、い?

目を開ける。


えっ...。

「た...くま...?」

わたしのめのまえには
たくまがいた。

「な...んで...」

さっきの女の子のとこに
いったのに...。

「俺の彼女になにしてんの?」

「ちがっ!
私をタクマの幸せを願って...!」

「俺の幸せを願って?
だったらさ、もぉみずきにかかわんな。
俺の幸せはこいつといることだから。」
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