初恋 ~友達から恋人へ~
「井川?何で 木村と居んの?」
タイミングが良過ぎるでしょ!
境君が私と木村さんを交互に見て驚いてる
私達の接点はないもんね
あるとしたら 境君か・・
「潤哉君~ 今日 部活一緒に行こう?」
私の目の前で腕を組んで 私に見せつけた
私を挑発するの
限界かもしれない
腕を振り払わない境君
ただ私を見ていた
「潤哉君!聞いてる?」
「え?何?」
甘い彼女の声
イライラする