初恋   ~友達から恋人へ~





「俺の女に手ー出すんじゃねー!」









女は俺に視線を向け止まった状態に
その内に 井川を立たせて抱きしめた



井川は震えていた
怖かったんだろう ごめんな





「な…  何で境君が?   これは…  この子が・・」




俺の登場にテンパってるんだろう
言葉が出て来ない




「境君 この子に騙されてるんだよ!」




「そうだよ。この子は・・ 最低な子だよ。」





「はぁ?最低なのは自分らだろ。井川が何したって言うんだよ!自分らこそ 騙されてるくせに わかんねーの?良いように使われてるだけだろ。木村に。」






今にも泣きそうな女達




「二度と井川に手を出すな。次は無いからな。」





井川を抱きしめ歩き出す




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