猫と過ごした一週間
君を守りたい
ショータがいなくなって、どの位が過ぎたんだろう?

それでも私はショータを忘れる事なんて出来ないし、ショータとの一週間を大切に思っている。

待ち受け画面だって、ずっとショータだ。

ショータ一筋。


相変わらず、彼氏なんて出来ないけれど
職場の人たちとは真面目に楽しく過ごせている。

女子会に参加するようになってからは、いろんな話を聞けるようになった。
会話も増えたし。


今日は何やら舞い上がってる様子の女子の皆さん。
一体どうしたんだろう。

『ちょっと聞いてよー、ちひろー!』

「はいはい。一体どうしたの?」

『本社から挨拶に来てる人、超イケメンなのぉ―――!!」

舞い上がってる理由はそれか!!

『ちひろだって今は冷静でも、本人見たらビックリするから!!』

「へぇ~、そりゃ楽しみ~」

『信じてないでしょっ?? も~~っ!!』

< 36 / 48 >

この作品をシェア

pagetop