気づけば視線の先に君がいた。
二週間限定





「なーつみ♪
今日から掃除当番だよね?」



終礼が終わり、紗季ちゃんがテンション高めに話しかけてきた。




「うん、これからなんだけど…」



「…なんでテンション低いの?」



「だって!
男子と!
しゃべったことない男子と!
二人きりなんだよ!?」



「あぁー…
夏実はそーゆーの苦手だったねぇ」



そう… 私、ちょっと男子が苦手。
慣れたら大丈夫なんだけど、話したことない人とかはちょっと…

しかもモテてるらしい神崎くんだし!

緊張する〜!



< 50 / 55 >

この作品をシェア

pagetop