私、恋愛初心者なんですが。


恭子の発言にへへっと嬉しさを感じつつ
朝の嫉妬の目を思いだし少し不安になる


するとバコッと後ろから頭を叩かれ抱きついている腕をほどくと、三浦南朋が恭子の方を見ながら


「……神田は余計なことをこいつに吹き込むなよ。」

と目を細めながら言った


よく見ると耳が赤いのを見て
璃子まで顔を赤くなる

それを見て恭子が

“まぁまぁ、お熱いこと~
お邪魔虫は廊下で待ってるね”

と冷やかされチラッと三浦南朋を見ると
目が合い、咳払いをする


すると
これ、と紙を手渡される

受けとると三浦南朋の携帯番号とアドレスが書いてあった






< 114 / 337 >

この作品をシェア

pagetop