ほっといて

「いいに決まってんだろ?

もうちょっと堂々と生きろよ。


とりあえずワケはあとで聞くから。

今は風呂に入って体力を回復させるんだ。


洗面台に着替え、置いとくから。

この前洗ったやつ。



しっかりと洗って、暖まれよ!

風呂に入って」


「わかりました」



こんなに優しくしてくれるのは、いつまでなんだろうか。

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