ほっといて

「大丈夫だから。

もう気にしてないし」


「そっか。


それと悪いと思ったんだけど、俺は佐波の家族に二度と会えないように企てたんだ」



「どういうこと?」



「あの時男3人組で佐波の家に押し入った人たちは、俺の友達。


どうしても佐波の両親に、佐波の存在を消してもらいたかったんだ」


< 312 / 333 >

この作品をシェア

pagetop