ほっといて
「ご、ごめんなさい…
また私…迷惑かけてしまって…」
彼に謝るのが怖かった。
また謝ることしかできねぇのか
とかを言われそうで。
でも彼は私の隣に座った。
「俺の方こそごめんな。
そっちの気も知らないで、ひどいこと言って。
俺この事友達に言ったんだ。
そしたら友達に滅茶苦茶怒られたよ。
その子は好きでそんなことしてないって。
気づいてやれなくてごめんな。
もう俺、お前をどこにもやりたくない」