あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
◆生命◆

驚愕


「はぁ。」


亮我の溜め息。

本日6回目。


「溜め息の数がすざましいな?」

『だよね・・。多すぎるよね?』


溜め息をしてる亮我の横で悠樹とあたしはコソコソと話す。

あたしと悠樹が亮我の家に来てまだ5分くらいしかたってない。

なのにもう6回。

これは意識してるのかしていないのか・・理解不能だ。


『亮我、どうしたの?溜め息多すぎるよ・・・。不幸な人に見える。』

「・・・・・いいんだよ。俺は不幸な道を歩むから。」


暗い。

暗すぎる。

こんな亮我はおかしい。
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