再愛 ーサイアイー
結局、予鈴が鳴るまで、クラスの真ん中で、瑠衣は私を抱きしめていた。
そして、放課後。
「美幸、おいで。」
「うん……///」
みんなが帰る中、私は瑠衣の腕の中にいた。
「瑠衣、部活遅れちゃうよ。」
「もう少し充電させて。」
なんか、今日の瑠衣は朝から甘い。
「瑠衣、そろそろ。」
私も部活行かなきゃいけない。
「ん。わかってる。」
名残惜しそうに、瑠衣は私を離した。
「今日も、一緒に帰ろうな。」
「うん。」
私はそのまま部活へと急いだ。
ヤバイ………幸せだ。