黒龍Ⅱ






…気づいたら、
あたしの周りには
50人ほどの男が倒れていた。






「…それでも6分の1か…」




体力はどんどん奪われていくのに、
鬼神組の人数は一向に減らない。





その現実が、
さらにあたしの体力を奪っていく。

















「…っ!?」





痛みを感じ、
バッとその場所へ目をやると





「…嘘、でしょ…」



思わず目を見開いてしまう。






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