黒龍Ⅱ









「…もう、い…」



「いい加減、
 静かにしろよ…」






"もう、いいよ"

そう言おうとした
あたしの言葉を遮ったのは、


むくっと起き上がり
不機嫌そうに
3人を睨みつけた駿。














「あ、駿おはよう」



遥は全然気にせず、
ニコっと笑って駿に話しかける。



「おはようじゃねえよ…」



そんな遥に、
さっきのあたしのように
呆れ顔の駿。




< 60 / 321 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop