グッドハッピーモーニング【更新中】
病気などの話②
ようやく泣き止み始めた時

先輩はまだ私の手をぎゅうっと
握りしめてくれたまま

「そんなに我慢したらダメ!

辛い時は辛いって、ちゃんと言いなさい」

そう力強く言ってくれました。


数日後、友人の一人から紹介してもらい

地元の精神科へ行き

そこで初めて鬱病であることが発覚しました。


人により様々な症状が出てしまう病気ですが

私の主な症状は

【胸痛】【喉の詰まり(異物感)】【全身の震え・痺れ】

【思考力低下】【記憶力低下】【意欲低下】【体力の低下】

【悲愴感】【虚無感】【自殺願望】など。


しかし、何よりも一番辛く感じたのは【薬の副作用】でした。


現在は少しだけ減りましたが

抗鬱など各種の薬の数が一番多い時は十三種ほどありました。

一日中泥のように眠る日々が続き

ハードカバーの単行本一冊さえ持てないほど力は弱まり

プールで一日泳ぎまくった後のような疲労感とダルさを常に感じ

二桁の足し算を暗算することさえ不可能なほどに

思考力は衰えました。

今思えば、あのような状態でなぜ働きに行けたのか

不思議なほどです。


とは言え、やはり欠勤や遅刻・早退は日増しに増えて行きました。

幸い、上司や先輩・後輩など

誰もがこの病気に理解を示し、親身になって下さったので

クビになるようなことはありませんでした。


通常の勤務時間は九時十五分から十八時十五分でしたが

鬱の症状は午前中が最も辛いため

勤務時間を十四時~二十時などにしてもらいながら

低空飛行でなんとか働いていました。




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