意地悪な俺様に恋をする

美咲の腕をつかんで走りだした。



美咲SIDE


『ちょっといいか?』





腕…



怖い…よ……


『ちょっ。遼。怖い…』



『あっ。ごめん。』



『あれから、腕触られると思い出しちゃうから…』


思い出したくない。



ふあっ…






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