Amour

「だから約束を果たしに。」


「約束…あ、あんな約束なんか…!」


「子どもって純粋なんだよな?

  嘘でも信じちまう。

 それと同じように…
 
        あの約束、嘘だったのか?」


「だから、そんな何年も前の約束なんか…!」



「俺は、あの約束を忘れた事なんか、一度も無かった。

 あの約束の後、

 俺の親が離婚して引っ越して逢えなくなったから、

 忘れられてるかもしれないと思って、芸能界にまで入ったんだ。

  苗字は変わってしまったけど、やっぱりさ…

       俺のこと、気付いてほしくて。」



「…さっくん…」

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