LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「も、もしもし、私だけど。」

-----(柊?柊なの?どうしてたの?
   連絡もしてこないで。
   ちゃんとやってるの?)

「え、ああまあなんとか、お母さん今度の土日どっちか行っていいかな?」

-----(土日?何かあるの?)

「あ、うんごめんなさい。

 会ってほしい人がいるの。

 無理よね、急だものね。」

-----(わたしはだいじょうぶだけれど、パパはどうかしら?

    パパ~!)

「 え、あ、いや、代わらなくっていいからいやいやいやいいから。」

-----(柊か。)

  


「わ、あ、はい。ご無沙汰しています。」


-----(何だ、何か用かこっちはお前ほど暇じゃないんだ。)

 はい。

 あ、そうですか。

 いいえ、いいんです。

 無理しないで……あっちょっと」


「もしもし代わりました。

 僕、柊さんに結婚を申し込んでいるものです。

 結婚のお許しを頂きたくご挨拶に伺わせていただきたいのです。

 はい。そうですか。

 では今度の土曜日二人で伺います。よろしくお願いします。」

言い終わると、通話をオフにして、

私の方を振り向きニヤッと笑う。

「ああっもうっ彗ったらもう。」

「柊、往生際悪いんだもん。」

ペロッと舌を出した。














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