LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「っ柊!」

空港で私の姿をみつけ

嬉しそうに笑う。


一週間ぶりの彗は、

またちょっぴり逞しくなったように見える。

「彗お帰り。」

荷物なんかどうでもいいって言うかのように放り出して

両手を広げ駆け寄って私を抱きしめた。

「やだ、みんな見てるでしょ。」


「だって、会いたかった。」

「もうっ」

いつもながら、尻尾振りきってるこのわんこ。

逞しくなったなんて前言撤回っ


「早く帰ろう!

俺たちの家に!」


荷物を拾い上げ、

片手で私の腰を抱く。


「今夜は寝かせないらね。覚悟しといて。」

そっと耳元でささやいといて、

満面の笑顔。

全く、可愛すぎる。

私はくすくす笑いながら、

こっそりと新しい事実を告げる。

「あのね、彗あなたは、……」


「え?嘘!!

 もう一回言って」

「だめ!」


「え~お願いもう一回!」

「NO!」


「え~~っ!」

カワイイ彗くん。

まだまだ、私の方が

 上手だってこと身をもって知りなさい。










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